肩関節周囲炎(腱板断裂・石灰沈着性腱板炎・四十肩、五十肩)

肩関節は人体の関節の中で最大の可動域 (動かすことのできる範囲)を持った関節です。そしてたくさんの筋肉がバランスよく動くことによってさまざまな動作を可能にしています。
そのために生じる病気も数多く存在します。



腱板断裂

腱板とは肩を挙上するための筋肉の総称で、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という4本の筋肉を言います。これらの筋肉が協調して肩が動きます。腱板断裂とはこれらの筋肉の腱部分が切れてしまう状態です。



石灰沈着性腱板炎

肩関節は動きが非常に大きいため、筋肉のバランスが崩れると、容易に摩擦を起こす場所があります。特に、肩関節の奥にある筋肉の一部とその上にある骨との間は、摩擦が起こりやすい場所です。その摩擦の結果、腱板という筋肉の一部から石灰が噴出する病気を『石灰沈着性腱板炎』と言います。



四十肩、五十肩

肩関節包という肩関節を包む袋の中で炎症を起こすことによって起こる病気です。肩を動かしたときに痛みがあり、夜、就寝時の安静時痛などがある。ある程度時間が経つと痛みは軽くなってくるが、肩の動きはなかなか改善しないなどの症状があります。



当院の治療

当院は肩関節の治療に力を入れております。肩関節の専門病院で10年以上の臨床経験があり、その経験を活かした施術を行います。状態をしっかり把握し、痛みの改善、可動域の拡大などを行い、ご自宅で出来るリハビリも指導させていただきます。肩を痛めてから長い経過をたどると、肩関節以外の筋肉のバランスが崩れてしまうことがあります。それが肩関節の治りを阻害してしまうこともありますので、そちらもしっかりと治療させていただきます。
在職していた肩関節の専門病院とも連携しておりますので、私の判断で必要であれば速やかに紹介させていただき、適切な検査・処置を受けていただきます。

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